私たちと同年代に極真で活躍し、その後試合を重ねるたびに、身体はぼろぼろになりながら、周りの心配をよそに、キックに転向。チャンピオンにまで上り詰めた男が、新極真に帰ってきました。
8月のジュニア大会の折、挨拶に来ておりましたが、まさか、そこまで本気で考えているとは思いませんでした。
彼曰く、「色々回り道をしましたが、最後は大山総裁に恩返しの為、死ぬまで新極真で頑張らせていただきたい」との事でした。9月の理事会にも挨拶に訪れ、その後の事が気になりながら高知で毎日を過ごしておりました。
本日、緑代表が立会いの下、当会の規約を説明をした上で、竹山君が「組織のルールを守り、忠誠を尽くして生涯を通じて当会の一員として責任を果たす」との意思表示したそうです。やはり「本物」は、「本物の組織」を選ぶんですね。私は今まで多くの大山総裁の内弟子を見てきました。彼ほど「極真」を感じさせ、サムライを感じさせてくれる強くてやさしい男を知りません。お互い、50歳を前にして再び、新極真という「素晴らしい男達」の集う組織で、切磋琢磨しながら同じ道を歩める事を嬉しく、又誇りに思います。
この男とも、死ぬまで一生のつき合いが始まります。