昨日、弟から電話で、主治医の先生が、明日話があるというので、新居浜の住友別子病院へ向かいました。
午後1時過ぎ、先生に呼ばれ、弟と2人でお話を伺うと、母親の肺炎の治療に使ってるステロイドの副作用が出てきたらしく、腎臓がほとんど機能していないとの事。
「合併症で多くの病気を抱え81歳の身体では限界です」「透析と言う方法もありますがICU(集中治療室)でもう一度、あの苦しい治療をやっても余命1年でしょう。血管も詰まってきていますのでいつ急変するかも分かりませんしリスクも大き過ぎます」「それよりもこのまま徐々に弱って行きますが、無理をさせないで余命を過ごすか」ご家族とご本人で決めて頂けますか?辛い宣告でした。
肺炎が治って、先週までリハビリに励み、少しずつ元気になってきてたのに。
愛媛大学のソーシャルワーカー橋本君の紹介で、十全病院の院長先生が住友病院を退院したら、受け入れてくださる段取りも出来ていたのに。橋本君や院長先生、一生懸命リハビリをして下さった先生にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
弟は、「もう治らないのなら苦しい思いをさせない方が良いのでは」 私は友人の坂山ドクターに相談すると「最後の最後まで手を尽くして見殺しにならない様に」私と同じ意見でした、あとは本人の体力と気力の問題です。
先生と3人で母親の病室に戻り、本人の気持ちを聞く事になりました。
私は、母が「もう苦しいのが嫌だからこのままの治療を続け死んでも良いから」と言うと思い、返事を聞くのが怖かったです。 しかし母は、先生の質問に「もう一度頑張る!」って答えてくれました。母の目にも涙が光っていましたが、私も嬉しくて涙が出ました。もう一度、あの苦しいICUに入って頑張ってくれる「さすが俺のおふくろさんダヨ!」先生は、「もう快復は有りませんよ」とおっしゃいましたが、100億分の一でも助かる見込みがあるなら頑張ってほしいと願うばかりです。
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