いよいよ当日の朝を迎えました。
道路には日米の若者達が仲良くハーレー300台でツーリングを楽しんでいます。74年前の今日12月7日(日本時間8日)パールハーバーにおいて太平洋戦争が始まった悲しい日です。
私が両親を亡くし一番落ち込んでた時、一生懸命励まして下さった、掛け替えのない門下生 矢田満城さんの74歳の誕生日。 奇遇にも真珠湾の日に生まれた方なのです。昨日、その病床の矢田さんから力強いメールを届きました。
「三好師範、明日の『鎮魂と平和』の『大和魂の演武』成功を心から御祈念致しております!」
終戦70周年を記念しパールハーバーの「降伏の調印式」を行った戦艦ミズーリ号で西村さんの演奏に合わせて演武を行います。
この日に生まれ病気と戦う、矢田さんが回復されることを祈念し、下手ですが一生懸命頑張って参ります。 押忍
今日は、日米が真珠湾攻撃により太平洋戦争に突入した悲しい日です。
こんな綺麗な海に攻撃を仕掛けなければ成らなかった、当時の軍人の皆さんも辛かったと思います。双方が自国の防衛のため、平和のために戦いました。
今、70年の時を経て、友好のコンサートが「降伏の調印式」を行った戦艦ミズーリ号船上で行われ、私も西村さんの演奏に合わせて演武をさせて頂きました。
70年前の今日、ここで亡くなられた米軍2390名、日本軍55名の航空隊員と小型船水艦9名のお気持ちを思い、空手人生43年で一番気合いを入れ、一番緊張しました!
70年前の今日、真珠湾攻撃の為亡くなられた「日米の英霊に捧げる鎮魂の演武」私としては50点の出来でしたが何とか無事に終わりました。
心配してくださってた日本の皆様、有り難う御座いました。これからお世話になったハワイの皆様と、打ち上げに出てゆっくりして、明日の便で帰国致します!
本来左腕につけるはずの喪章を、右腕の日の丸の下につけました。日本から米国の犠牲になられた兵士の皆様に鎮魂の意味を込めました。
お声掛け下さった、世界的作曲家シンセサイザー奏者、ローマ法王やダライラマの前でも演奏経験のある西村直記さんとのコラボ。私の空手道人生において掛け替えのない経験となりました。
真珠湾攻撃により、国のために亡くなられた日米両国の英霊に、鎮魂の演武を捧げられた事を日本人として誇りに思います。日米の安全保障、益々の友好を願います。
戦艦ミズーリ号右舷後方に、少しヘコンダ所が見えます!
沖縄で本土上陸を阻止しようと、特攻機が突入した場所です。日本の将来有望な若者が、護衛も無し、空中戦の訓練も無し、最後は着陸の仕方すらおぼつかない、とどめは片道燃料で突撃させる。この様な無謀な作戦で4000機以上が飛び立ちました。
しかし結果は、大本営発表とは大きく異なり、敵艦に特攻出来たのはわずか数機です。ミズーリ号のこのかすり傷でも一人の尊い若者の命が犠牲になってると思うと、いかに日本の作戦が無謀だったか。
山本五十六長官が最後までアメリカとの国力の差を理由に開戦に反対したように、もう少し先を読める人がいれば、この悲劇の戦争を防げたかもしれません。
戦後70周年、12月7日(日本時間8日)真珠湾攻撃で亡くなられた日米の戦死者に送る鎮魂の演武も無事に終了。
「降伏の調印式」を行った戦艦ミズーリ号船上で、お世話になった西村直記さん達と。
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