13日(日)、その日は野本の全日本ウェイト制準優勝の祝勝会と、愛媛支部の御父兄の皆さんや子供達、壮年部の皆さんとの大懇親会の楽しい一日の予定でした。
12時から選手稽古をおこない、15時からしゃぶしゃぶパーティーを予定しておりました。稽古がスタートし、しばらくして本部の小井君から電話があり「愛媛支部から大阪堺道場に行っている北川修さんが、淡路島で本日、水難事故に逢い亡くなられました。詳細が解り次第ご連絡いたします。」との事。頭の中が真っ白になりました。
先日のウェイト制で、元気に挨拶をしてくれ、「松山に帰ったら稽古に行きます。黒帯までは、絶対に頑張ります。」と笑顔で話してくれていたのに!
スタッフとして新極真の大会を一生懸命応援してくれていたのに!
教員試験に合格し、長く勤めていたNTTを辞めてまで、小学校の先生になる夢を叶えたばかりだったのに!
今日、13時より地元愛媛で告別式が行われました。北川と同年代で頑張っていた、岡山の井上、野本、沖、山本など重信支部のメンバーに、当日一緒に泳いでいた大阪の仲間の人達も駆けつけてくれていました。「最後の別れをしてください。」と言うアナウンスで、棺の中に横たわる変り果てた北川の顔を見た時、又彼の棺の中に添えられた、「新極真会の月刊誌ー極真魂」が目に入った時には涙が止りませんでした。
本当に、新極真を愛してくれていたんだね。私は彼に誓いました。「新極真を世界一の組織にするまで頑張るから、天国で応援してくれよ!」と。「そして天国に行っても、又新極真の道場やるから一緒に頑張ろうぜ!絶対今度は、黒帯まで頑張れよ!」と。
小学校の子供達からの「もう北川先生に会えないのは寂しいです。」というメッセージが紹介されましたが、本人も2学期を迎えられず、子供達に会えないのがどんなに心残りで辛かったろうか?跡取を失った御両親のお気持ちを察すると言葉もありません。
新極真カラテを通じて君のような素晴らしい男と、師弟関係になれたことを誇りに思います。
安らかにお眠り下さい。