今回のウェイト制は、竹澤が4位入賞、河本がベスト8、酒井が全日本初勝利という結果でした。
閉会式終了後、高知、愛媛の門下生が挨拶に来てくれました。私は世界大会出場を、あと一歩で逃した竹澤を気遣い、入賞者恒例の試合場での記念撮影をしようか、しまいか迷っていました。すでに試合場では、優勝したり、入賞して世界大会出場を決めた晴れやかなインタビューや記念撮影が行われておりました。「写真どうしようか?」と声を掛けると、野本が「やっぱり撮りましょう!」と一言。世界大会出場選手達のインタビューが終わるまで約20〜30分ほど待っただろうか、試合場の下でじっと全員が待っていてくれたのです。その間、野本の手には、竹澤の世界へ切符は逃したけれど、見事つかんだ4位のトロフィーと賞状がしっかりと握られおりました。私はとても感動し、心から嬉しく思いました。また余計な気を回し、記念写真をどうしようか迷った自分を恥じました。
力いっぱい声援を送り、竹澤の悔しさを思ってか、最後の最後まで残ってくれた三好道場の素晴らしい仲間達に心より感謝いたします。
世界大会では、野本と同じ四国から選ばれた前川、2人を精一杯応援しましょう!!