総会で発表された第10回世界大会代表メンバー(大阪府立体育会館会議室にて)
昨日、大阪府立体育会館で最終選考がおこなわれ男子16名 女子8名が決定いたしました。
(第一次選考)
第42回全日本ベスト4と女子は優勝準優勝の2名
優勝 塚本徳臣(東京世田谷) 準優勝 村山努(京都南)第3位 森 健太(福岡)第4位 塚越孝行(千葉)
女子
優勝 将口恵美(愛知 山本) 準優勝 佐藤弥沙希(和歌山)
(第二次選考)
第28回全日本ウェイト制大会
重量級 優勝 島本雄二(広島) 準優勝 渡辺大士(福岡) 第3位 青柳茂瑠(福岡) 第4位 逢坂祐一郎(徳島西南)
中量級 優勝 島本一二三(広島) 準優勝 加藤大喜(愛知山本) 軽量級 優勝 前田優輝(和歌山)
女子 重量級 準優勝 篠原葉子(高知) 中量級 優勝 横山紀子(和歌山) 軽量級 優勝 加藤小也香(愛知山本)
(第3次選考推薦枠)
山田一仁(兵庫) 落合光星(和歌山) 野本尚裕(愛媛) 水野ゆう紀(東京世田谷)河ばた郁也(千葉南)
長谷川真美(埼玉) 砂川久美子(東京御茶ノ水) 落合玲菜(和歌山)
この子供達の中から、将来の世界チャンピオンが育つ事でしょう!
「史上最強の選抜戦!」日の丸を背負って戦う為、全国から集まった選りすぐりの、選手達の熱い戦いが繰り広げられました。 上位進出が期待された新保が、谷川が、前川が、阪本が、吉田が、山野が次々と姿を消していきました。
軽量級で唯一出場を決めた前田優輝の優勝インタビューでの涙は、3連覇のプレシャーが相当のものだった事を物語っていましたね。テレビ大阪の秋葉さんまでもが、もらい泣きしたそうです。いつもの彼の動きとは程遠かったけれど、最後まで良く頑張ってくれました。後一歩まで追い込んだ山野の頑張りにも拍手を送りたいと思います。女子中量級横山紀子の試合も「これぞ新極真!」と言う位、素晴らしかったです。若手で一番期待を寄せている落合光星を破った逢坂の意地と頑張りには、感動させられました。先日の四国岡山強化稽古でも一番動きが良かったように思います。中量級の強豪吉田を破った加藤大喜の後ろ蹴りも見事でした。まだ18歳ですし、これからユースの先輩、島本とのライバル関係も楽しみです。重量級では島本雄二の安定した組手が印象に残りました。17歳で世界の切符を手にした水野もこれから大変楽しみな選手ですね。若いですのでこれから猛稽古を積み頑張ってほしいと思います。
先日亡くなられた大切な仲間、長谷川のご長男、達矢も、私はひそかに期待していたのですが、体調不良で欠場と聞き残念でなりませんでした。しかし妹の真美が頑張ってくれ世界の切符を掴んでくれました。お父様が天国でどんなに喜んでる事でしょう。
今年の10月22日23日の両日、東京体育館で開催される全世界大会で、世界各国からの強豪を迎え撃つべく、早速、今月17日~19日まで山梨県で強化合宿をおこないます。代表選手のみ男子16名 女子8名の計24名の少数精鋭で行います。補欠選手は一人も構えません。何故でしょうか?出れるか、出れないか分からないのに同じ厳しい稽古をさせるのもかわいそうですが、代表に選んで頂いた選手達には「新極真会日本代表」としての「責任感」と「自覚」を持って貰う為なのです。代わりがいないのですから、自己管理をしっかりし、怪我などして周りに迷惑を掛けないよう気をつけて貰いたいと思います。山梨の強化合宿に元気な姿で集まるのを楽しみにしております。
10月23日「日本が王座を死守」し、打ち上げの東京ドームホテルで美味い酒を飲みましょう!
皆さんの頑張りがきっと被災に苦しむ東北の方々に、元気をプレゼントできたと思います。