大山倍達総裁の命令で昭和59年の4月に高知に来て、その年の8月に初めてのサマーキャンプを行い、今回で23回目を数え、無事に終了いたしました。
毎年天気を気にしながら、初日の仁淀川でのリバーサイドトレーニングに水泳大会、夜は子供達が楽しみにしている花火大会、その後が三好道場恒例のお酒飲み放題の大懇親会、これは2日連続で行われます。2日目は、朝稽古の後AM10:00から高知:愛媛の交流試合が行われます。夜は、仕事を終え参加した人達も合流しての演芸会と懇親会。若い人達は朝方まで久しぶりに会うメンバーと親睦を深めるようです。
2泊3日のキャンプですが、子供達とも親しくなれますし、何といっても、門下生が心を一つにして頑張る為に大切な行事の一つです。そう思いながら、もう23回も行ってきたんだなーと感慨深いものがあります。最初の頃から参加してくれている斉藤師範代はじめ黒帯のメンバーにはただただ感謝です。
今年の秋には、新たに黒帯に挑戦する酒井や森田には是非頑張ってほしいと思います。少年部にも門田や吉川が黒帯に近づいていますし、中学生の久松、愛媛松山の方では、山本あたりが頑張りぬきそうです。本物だけが締める事を許される「新極真会三好道場」の黒帯を目指して沢山の人が挑戦しておりますが、300人に1人の難関である為、挫折する人も沢山います。空手の強さは無論のこと、型の上手さ、人を思いやるやさしさ、先輩や目上の人に対する礼節や言葉遣いなど、どれ一つかけても黒帯にはなれません。だからこそ値打ちがありますし、締めた時の喜びがひとしおなのです。
このサマーキャンプでの経験を糧として、目線を上にして是非頑張ってもらいたいと思います。